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曽我部恵一 / 『パイナップル・ロック』 (ROSE 350X / ANALOG ALBUM3枚組)*予約商品8月下旬発送予定

7,590円

注文数:
曽我部恵一 / 『パイナップルロック』 (ROSE 350X / ANALOG ALBUM3枚組)
¥6,900+税

2025年8月下旬発売予定
限定カラー盤3枚組
DISC1 Swan Whiteカラー
DISC2 Robotic Silverカラー
DISC3 Pineapple Goldカラー

*ROSE RECORDSオンラインショップでは8月下旬より発送開始予定。

他の商品をご一緒にご注文頂いた場合、8月下旬以降に一緒に発送させて頂きます。予めご了承ください。


ROSE RECORDS 特典
zine 曽我部恵一録音日誌

*こちらはレコードです。
画像はイメージです。実際の商品と異なる場合がございます。

ARTIST
曽我部恵一

SONGS
Side A

1 歌

2 虫になった

3 Love Monster

4 暑中お見舞い申し上げます

5 CRY


Side B

1 みんなロボット

2 穴

3 ステキな夜

4 4号線

5 白鳥座


Side C

1 コンサート

2 トラベリン・ソング

3 ナイトワルツ

4 オーケストラ

5 偶然

6 おかあさん


Side D

1 東京湾

2 讃美歌3000

3 あの娘の田舎

4 まだ帰りたくない

5 臨時ニュース


Side E

1 さよならは海の重さ

2 ロマンチック

3 負けたぜ!Baby

4 大みそか

5 パイナップル・ロック


Side F

1 数の子の数をかぞえる歌

2 海辺の娘たち

3 トゥナイト2

4 酸素

5 ラッキー・ランチ

6 佐内さんの写真

[曽我部恵一]
「エスカレーターを昇った場所」 
 
物量が全てを凌駕する。 
そう言わんばかりの32曲、2時間10分の曽我部恵一のニューアルバム『パイナップル・ロック』。 
サイケ、フォーク、ガレージ、ソウル、ネオアコ、ファンク、レゲエ…、彼が渡り歩いて来た幾多のジャンルを俯瞰するかのようなこの圧倒的で冷徹な音楽地図も、ひとたびその扉を開き足を踏み入れれば、そこには曽我部がかねてから提唱してきた「日々の歌」があるがままに並べられているということに気が付くだろう。 
日記を書くように歌を作り歌っていきたい。そのように語り実践してきた曽我部恵一の変わらぬ姿勢が、ここにもまた確かに存在する。 
ひと筆書きのような小品から、ストリングスやホーンセクションを配したゴージャスな手触りのものまで、あらゆる質感の音楽がとり揃えられ、そしてそれらは曽我部恵一の無限の歌唱によってまとめられた。 
しかし集積された私的な歌たちが織りなす光と影は、私たちの過去や未来、さらにはどこか遠い世界の小さな想いにも繋がっている。 
そんなことを想像しながら、もう一度『パイナップル・ロック』の世界へ入って行く。 
 
参加した36人のミュージシャンは皆、盟友と呼べるような気のおけない仲間たち。彼らも絢爛とした宇宙を自在に彩った。 
写真家・佐内正史はアルバムを何度も聴いた上で自らのこの写真をカバーに選定した。 
「このエスカレーターを昇った先で『パイナップル・ロック』の演奏会がありそう」、彼は言う。 
 
エスカレーターを昇った場所。そこで曽我部恵一は今夜も歌っていることだろう。漏れ聴こえる音が世界の片隅に広がって行くことを願いながら。