1,650円
先月配信され話題を呼んだ、猫戦によるサニーデイ・サービス「桜 super love」の名カバーがアナログ盤7inchシングルとして登場!
カップリングには配信未収録の新曲「3月号」を収録。アートワーク全般を曽我部恵一が手がけ、さらにはクリア盤仕様、限定プレスなどスペシャル感満載でお届けします。
*店頭発売日に先駆け、5月7日にはライブ会場にて先行販売を行います。
ライブ情報
アマイワナ presents「SPYCY KISS Ⅱ」
日程 2023年5月7日(日)
時間 開場18:30 開演19:00
会場 下北沢THREE
出演 アマイワナ 猫戦
チケット
前売り¥3,000 / 当日¥3,500
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3846190001-P0030001
LivePocket:https://t.livepocket.jp/e/nbay9
本作は猫戦による「桜 super love」のカバーをライブで聞いた曽我部がラブコールを送り、リリースが実現しました。
「桜 super love」は2016年に発表されたサニーデイ・サービス10枚目のアルバム『DANCE TO YOU』収録曲。現在でもライブで演奏され、ファンの間でも根強い人気を誇る1曲です。そんなサニーデイ屈指の名曲に春のまどろみのようなアレンジを施した本作。甘く切ないオリジナルの世界観を踏襲しながら、猫戦ならではのあでやかさを添えた必聴のカバーです。
* * *
録音が終わるまで、オリジナルを一度も聴きませんでした。心の中の「桜 super love」を閉じ込めたんです。
初めて聴いた2016年。この曲を聴くと、あの年 自分の胸中に充満した気持ち、匂い、色が輪郭を持って思い出されます。
「悲しい」や「寂しい」という言葉にはどうしても置き換えられない心を、いとも容易く、この曲には委ねられました。
個人的なことは、歌になって、また別の誰かの個人的なものに。
こんなにも優しい交信のしかたを、私は他に知りません。
桜の季節、たくさんの人に届きますよう。
猫戦 原田美桜
下北沢のライブハウスで猫戦の奏でる「桜 super love」を聴いた。フロアのいちばん後ろ、バーカウンターの前に立って。
そこにある儚さ、漂う薄い色のついた風は、ぼくがその曲に閉じ込めようとしてできなかったものだった。
サニーデイの「桜 super love」は、なんというかポップに自立しているが、猫戦のそれには甘い依存と、よって立つ対象も感じられた。サニーデイの浮遊する強さに対して、猫戦のバージョンには平和があった。
男版、女版、と言ってしまってもいいのかもしれないけれど、、、。
そんなわけで、お願いして録音してもらった。出来上がった音源を聴いて、はらりと舞った。
ぼくの中で、桜の花びらがひとつ。早咲きの、淡いピンク色だった。
曽我部恵一